サイトマップの作成とGoogleウェブマスターツールへの送信方法 1/3

GoogleウェブマスターツールはGoogleが提供しているWebサイトのパフォーマンスの監視管理ができるツールです。Googleがどのような状態で登録したWebサイトを見ているのかを把握することができます。ペナルティやWebサイトの問題点など様々な角度からWebサイトの状況を教えてくれるので大変便利なツールです。
また、検索キーワードやクリック率、クローラーエラーなどWebサイトの改善に役立つ情報も提供しています。ウェブマスターツールの詳細については「Googleウェブマスターツールついて」を参照ください。
こちらでは、サイトマップの作成方法とウェブマスターツールにサイトマップを送信する方法について解説しています。
目次
- サイトマップの種類
- XMLサイトマップとは
- サイトマップを登録するメリット
- サイトマップ作成ツールまとめ
- サイトマップ作成ツールはどれがいいのか?
- 「sitemap.xml Editor」の使い方
- ウェブマスターツールにXMLファイルを追加する方法
サイトマップの種類
サイトマップとは、サイト内のページリンクをまとめたもので、大きく別けてユーザーが閲覧する「HTMLサイトマップ」と検索エンジンのクローラが閲覧する「XMLサイトマップ」の2種類があります。
クローラとは検索エンジンの巡回ロボットのことを指し、サイトのページを巡回することでページの内容を評価し検索結果の順位に反映させます。
また、HTMLサイトマップは、ユーザーがサイトの構成を一目で分かるよう伝えるためのユーザービリティを高めるサイトマップに対して、XMLサイトマップは、検索エンジンのクローラが効率よくサイトをクロールするためのクローラビリティを高めるサイトマップと言えます。
具体的に本サイトの例であげるとHTMLサイトマップとXMLサイトマップがそれぞれのサイトマップになります。
今回は、Googleウェブマスターツールに送信するためのXMLサイトマップの作成方法について解説していきます。
XMLサイトマップとは
一般的に「XMLサイトマップ」は、Googleや他の検索エンジンのロボットに対してサイトのコンテンツの構成を正しく伝え、クローラに効率よくページを巡回してもらうこととページを検索エンジンにインデックスしてもらうために作成されます。
通常クローラは、サイトのリンクを辿っていきそのサイトのURLを収集しますが、どこからもリンクされていないページや階層の深いページがある場合は、クロールされない可能性があります。
クローラにクロールしてもらわなければ検索エンジンにインデックスされませんので、このような状況を避けクローラに効率よく巡回してもらうためにもサイト運営側からサイトのコンテンツの構成を伝える必要があります。
サイトマップを作成するメリット
改めてサイトマップを作成するメリットを挙げると以下のようなことが考えられます。
- クロールの巡回頻度が高くなりインデックス促進に繋がる
- 大規模サイトや階層の深いページがある場合はクロールされやすくなる
- インデックスされないコンテンツを把握することができる
クロールの巡回頻度が高くなりインデックス促進に繋がる
サイトのコンテンツの構成を適切に伝えることでクロールの巡回頻度が高くなります。クロールの巡回頻度が高くなれば、それだけインデックスされる速度が速くなりアクセスアップに繋がります。
ただし、「クロールの巡回頻度が高い=インデックスされる」というわけではありません。インデックスされる、または検索結果の上位に表示されるかは、あくまでコンテンツの内容によって判断されます。
尚、Googleクローラのクロール頻度は、サイトマップファイルの更新頻度に影響します。サイトマップファイルを参照するたびに新しいページが追加されていればクロール頻度が高くなります。
こちらについては、Google社員のJohnMu氏が回答したものですが、クロール頻度が高くなるだけで検索順位が上がるというわけではないので注意してください。
参考サイト:Google「XML sitemapのクロール頻度は、アップデートの頻度に依存する」
大規模サイトや階層の深いページがある場合はクロールされやすくなる
大規模サイトは大量のページが存在するため、全てのページがクロールされない可能性があります。また、階層の深いページも同様の可能性があります。
クロールされなければインデックスされませんので、サイトマップファイルを利用してクローラにサイトのページを伝えることでクロールされやすくなります。
インデックスされないコンテンツを把握することができる
サイトマップを作成しても全てのページがインデックスされるわけではありません。Googleも「サイトマップを送信しても確実にインデックスされる保証はない」と明言しています。
Googleウェブマスターツールでは、送信したURL数に対して何件インデックスされたか確認することができます。これは、逆にインデックスされなかったコンテンツを把握することができます。

こちらの例では66ページのURLを送信していますが、インデックスに登録済みは32ページとなっています。数日経ってもインデックスされないようであれば、コンテンツに問題があるかもしれません。その場合は、インデックスされていないページを確認して対策をとる必要があります。
インデックスされているページを確認するには、Google検索で確認するサイトURLの前に「site:」を加えて検索します。本サイトの例では、以下のようにGoogle検索するとインデックスされているページの検索結果が表示されます。
「site:http://www.bokuichi.net/」

「http://www.bokuichi.net/itweb/html/font-awasome.php」のようにページ単位でもインデックスの確認ができますので、インデックスされない場合は、原因を分析しコンテンツの修正を加えることで、インデックスされるよう対策をとることができます。
また、サイトマップを送信してもインデックスされる保証はないと説明しましたが、インデックスされたくない場合もあります。そのような場合は、インデックスされたくないページのheadセクション内に以下のようにメタタグでクロール禁止を記述しましょう。
<meta name="robots" content="noindex,follow" />
サイトマップでは、クロールしてほしくないページをサイトマップから除外することはできますが、全く巡回させないということはできません。メタタグによるクローラ拒否が有効ですので、そちらを利用してください。
続いて、サイトマップの作成方法について、解説していきます。
参考書籍
「検索上位に表示させたい」「アクセス数を増やした」方のための「Googleウェブマスターツール」を活用していくバイブルです。ツールの利用方法だけでなく、検索エンジンの仕組み、Googleのアルゴリズム、スマートフォンサイトの問題など自サイトの上位表示に必要な知識とテクニックもまとめたSEO対策の本でもあります。