大宰府天満宮の天神まつりと宝満宮竈門神社に行ってきた
今日は、大宰府天満宮の天神まつりの日だ。珍しく家族にいくことは伝えてある。どうせ大宰府にいくなら色々観光しようと思ったのだが、ちょっと忙しくていく場所を調べる余裕がなかった。
とりあえず、1つだけ行きたい場所があったので、そこだけはいくことにした。だが、今日は暑い。かなりの厚さだ。太陽が落ち始めるころにいくことにした。
家を出たのは15時ごろ。とりあえず、西鉄にのって二日市まで着いた。ここで大宰府までいくには西鉄太宰府線に乗り換える必要がある。電車を待っていると噂の太宰府観光列車「旅人 -たびと-」のお目見えだ。
何度か乗ったことがあるが、2駅なのですぐに着くのであまり堪能はできない。
大宰府駅に到着!ここからバス(まほろば号)である目的地に向かうのだが、それまでに時間があったのでバス停で待つことにした。するとブンブンうるさい。でかいハエでもいるのかと空を見上げるとなんとそこにはドローンがいた。
ドローンといえば、首相官邸ドローン事件を思い出す。首相官邸の屋上に墜落していたというが、2週間も気づかなかったということだ。この日みたドローンはかなりの音がしていて、周りの人たちも気づいていたので、そこまで音がでないドローンだったのかもしれない。
バスが到着すると乗り込む。バス停に着くたびに人が降りていく。あまり人気がないのか時間帯で少なかったのかは定かではないがたどりついた。
目的地までの道である。一応敷地内ではあるが、けっこう上まで上っていく。
竈門山寺というものが建っていたようだ。そこにはこう書かれていた。
背後の草地の中に、大きな石が整然とならんでいる。
これは建物の磯石で、時代は平安時代末期とされる。
またここからは奈良時代の瓦も見つかり、伝教大師最澄が唐へ留学する前に立寄り、航海の安全を祈って薬師仏を造ったという竈門山寺の跡ではないかといわれている。
古代から中世にかけて竈門山寺一大山寺と続く宝満山鹿寺の一部であろう。
ついに到着!ここは宝満宮竈門神社である。ここにお参りきたのだ。ただ「ついで」だが。。。本当の目的はこれではないが、せっかく来たのでお賽銭に入れて家族の健康を願った。
そして、本当の目的地に到着!宝満宮竈門神社の境内にあるお守りお札授与所である。ここは、しゃれているお守りお札授与所で有名な場所なのである。
こんな感じでお守りがずらっと並んでいる。宝満宮竈門神社は、縁結びで有名な神社の世の女性たちがこぞって訪れる神社だ。そこに、このデザイナーズ建築のお守りお札授与所である。乙女心がくすぶられてくるらしい。
そういう僕もこのデザイナーズな建築が見たくてやってきた。こういうデザインを見るととても満足する。記念に子供たちと妻のお守りを買うことにした。
こちらは、お守りお札授与所の横にある展望スペースだ。この人工大理石?で造られたベンチは座の部分が回転するのだ。1人用のイスもあり子供たちがぐるぐる回していた。
まだ時間があったので、ここで休憩することにした。ある程度時間も経ちまたバス停に戻る。そして、最終の19時のバスに乗り、また大宰府駅に戻ってきた。
太宰府天満宮までの道を歩いているとスターバックスが現れた。スターバックス太宰府天満宮表参道店だ。これはあの有名な建築家 隈研吾氏の作品だ。伝統的な木組み構造で釘を一切使用していない。
大宰府天満宮の境内に入ると芽の輪くぐりというものがあった。右手に看板があり、それによるとこう書かれていた。
天神さまの御誕生をお祝いする夏まつりの神事の一つで、この芽の輪をくぐれば罪穢が祓われ悪疫をまぬがれる信仰があります。
災難消除・身体健全などを祈念されまして、まず左回り、次に右回り、最後に左回りと、三回くぐってご参拝ください。
これで罪穢が祓れるのか。とりあえず、子供と妻が回る。
そして、ついに御本殿。結構きているので目新しさはないがご利益にはあやかりたい。天神まつりが2日間で行われるのだが、そこまで人がごった返すまでの勢いはない。むしろのんびりしている。勝負は夜のようだ。
夜になるのを待っているとおなかもすいてきたので、近くのお店で食事を済ませようと思ったが、どこも店じまいだ。ここらでは、早い時間帯に閉めるらしい。
しょうがないので、わき道も覗きながら駅まで向かっているとある店を発見!それがこれだ。
揚子江の太宰府店だ。豚まんで有名なお店らしい。昭和33年に創業して以来、約53年間手作りの豚まんを作り続けている。無添加なものしか使っていないという。
店内は有名人のサインだらけでアピールが半端ない。なにかを受賞していたようだが、よくみていなかった。
とりあえず、250円の豚まんを注文。お箸で食べるタイプだ。ボリュームはかなりある。食べ方の紙が入っていたが、写真をとるのを忘れてしまった。とりあえず以下の内容が書かれていたようだ。
揚子江の豚まんのお召し上がり方
昭和33年に生まれた揚子江の豚まんは約53年間手作り無添加を続けています。
昔ながらの素朴な本物の味をお楽しみ下さい。
【お召し上がり方】
①豚まんの木の皮が付いているを上にする。
②皮をゆっくりと剥ぎ、お好みにより酢醤油をかける
③丸い方を下にした状態[さかさまの状態]のままお召し上がり下さい。
注意!たっぷりの肉汁が特徴ですので、お洋服など汚されないようご注意下さい。二つに割りますと肉汁が流れ出ることがあります。要注意!
豚まんを食べ終わるころにはすっかり日が落ちていて月が輝いていた。そうしてあれが始まった。
「千灯明(せんとうみょう)」だ。これを目的に天神まつりにやってきた。心字池の周りに千本のローソクに火が灯され、天神さまの御神霊をお慰めするという。これが「千灯明」だ。
暗闇の中に輝くろうそくがとても神秘的だ。近くでみるより外側から見るとより美しく見える。
そんな中で、祭り会場はこんな感じになっていた。怪しい青い光が覆い尽くしている。何をやっているかというと盆踊りだ。なかなかダークな感じがすると選曲もなかなかである。この時踊っていたのが今は亡きマイケル・ジャクソンの「Beat It(ビート・イット)」だ。会場の中心に振付師であろう脂の乗った熟女がきれっきれで踊っている。
見るものも見れたし満足しながら、帰ることにした。こちらは、夜のスターバックス太宰府天満宮表参道店。これはこれで赴きがある。
帰りの道中、息子にどれが一番よかったか聞いてみると「ろうそくがきれいだった」という。なかなか、古風なやつだ。